で雨は雨で嫌

遠目には、ゼロ・ウォーターできれいな艶が出てるようにも見えるし、雨にもそれなりに耐えている(何しろ露天駐車なもので。ラテン的と言えば言えますが。)蒼猫ですが、実は購入当初から塗装面がまだらに水濡れする状況で、これは色々やってみても変わりません。この状態で雨に降られると、塗装表面に白っぽい水玉模様ができてきてしまうわけでこれが嫌でたまらん。こんなことを気にしているのはラテン的ではないのですが、しょうがねぇだろここは日本だ雨が降るんだ。
ということで、長年の経験(いや、大したこと無いっす)からすれば、こういうのは、ワックスがけ、特に、固形ワックスを掛けるときれいになるんです。ですが、なんか、アパートの駐車場でそんなことしてるのも格好悪いというか、ワックスかけにはやっぱり直射日光を防ぐ屋根が必要だし、雨の季節にガレージで嬉々としてそんなメンテをしてるのは、そりゃジョンブルであって仏車にはにあわねぇよ(とはいえ、右ハンドルだし製造工場は英国にあったらしいけどね)。
ということで、変なところで日和って、シートワックスです。「軽く拭くだけ」みたいな触れ込みの商品ではありますが、一方で、「1番カルナバ(おお、固形ワックスみてぇだ)が細かい傷をカバー!」とか余計なことまで謳ってたりとかするそれを、結構力をかけてごしごしすると、だんだんとこの水垢というか、スケールみたいなというか、白い斑点がとれてきれいになりました。なんか、腕が筋肉痛になりそうなのが、どうにも、取扱説明書どおりの使い方じゃ無いわけですが、きれいなので満足。うむ。しかし、結果として、去年塗装の剥離を見つけてタッチアップでごまかしておいたところが妙に目立つようになったり。
「ここ、汚い」と妻にも指摘されましたが、いいんだよ、傷だらけで露天駐車してあるのがフランス車なんだよ、パリでもシェルブールでもリヨンでもマルセイユでもエクス(アン・プロヴァンス)でもアヴィニョンでもそんな車ばっかり見かけたよボクは。だからいいんだよ。ふん。