express(espresso)用のカップを探しに東へ西へ

いや、実際には東に行ったらあったけど。
家の中に物が増えないようにというのがすっかり習い性になっているから、雑貨屋などには近寄らない方が吉ということで、ながらくそうやっていると、さてコーヒーカップを買うならどこへ行くのか(もちろん、普通のマグならスーパーにだってあるが)判らないという事態に至る。首尾良く望みのものが手には入っての帰り道に、そういえば家の近くに小洒落た雑貨屋もあったのだと判ったりしたが、たぶん、また行かないだろうな。今回は、デミタスが欲しいのだ。なにしろエスプレッソマシンを買うことにしたのだから、でかいマグでは都合が悪いのだ。
さて、小洒落た店を知らない二人は、何か荒物を買うならホームセンターというパターンに陥っている。去年引っ越した後に盛んにホームセンター通いをする羽目になったからかもしれない。だが、ホームセンターの食器売り場というか、お茶・コーヒー用品売り場には、小さなカップは売っていないのだった。もっと都会なら違ったのかも知れないけれど。
ということで、じりじりと移動しながらその手の店を物色。結局、それらしいものを見つけたのは、嘗て住んでた自由ヶ丘にあるF-Beyondで、しかもソーサー付きで激安398円(まあ、分厚い陶器って感じだし、そんなものかなとも思うけれど)。これが、ちっとは驚くべき価格であることを納得してもらうには、別の棚にブランド物のカップもあって、エスプレッソ用14,800円とか、本来そういう品揃えの店なんだよね、ということを知ってる必要がある。
まあ、個人用のエスプレッソマシンなんて、ハズレかも知れないのだから、あまり躍起になって関連グッズを漁ってもしょうがないのだけれど、それでも、カップだけは必要でしょということ。ちなみに、マシンそのものは、以前から市内を探索済なので、その後、さっさと電器店に買いに行きました。44mmのE.S.E規格のポッドが使えるマシンが欲しかったので、どこにもあるネスレの何かは駄目で、今回、一番安かったのがdeviceSTYLEのTh-W020ということでこれを買いました。実は、サンワドー(セキドが撤退だそうなんだが)にはデロンギのEC152Jがもうちょっと安くあったような気がしなくもないのだが、あまり良い評判を聞かなかったので、いえ、別にイタリア製品がだめとは言ってませんよ(それに、どうせ製造は中国だし)。