蒼猫から空色猫というか水色猫というかそもそも猫かというか

しばらく空いてしまいました。
蒼猫はおしゃれさんで気に入ってたのですが、2ドア(3ドア)がどうしても家人の不評を買いまして、曰く、ドアをぶつけそう(確かに長いしね)ドアが重い(そりゃ慣性モーメントとして見ればかなり……あ、長いって言ってるのと同じか)と散々。
その上、冬場は特に、エンジンが暖まるまでの間、アクセルのレスポンスが変で、よくエンストします。アクセルを踏まずにクラッチをつないでもちゃんと走り出すくせに、その後にアクセルを踏むと止まるってのはどうしたものか。さらには、一々冷暖のミックス具合を手で調節しないといけない空調が煩わしくなってきて(ああ、フランス車に乗る資格無いですね、私)。なら、やっぱり乗り換えてしまえという話に。もちろん、理由に挙げませんでしたが、四輪駆動に回帰ということで。
なんだかんだで、5月12日、やってきました。空色というか水色というか、微妙に淡い青色が素敵と言えば素敵な山猫ちゃんです。勢い余って3Lになっちゃいましたが、

  • ドアは4枚ある。少なくとも206XSよりはドアが短い(車の幅が10cmほど広がってることは無視)
  • 御希望通り四輪駆動である。しかも、ハルデックスみたいな、微妙にオン・デマンドっぽいやつじゃなく、昔懐かし「フルタイム」である。
  • 一度、明るい内装(たとえばアイボリーとか)の車に乗ってみたかったので、好都合。
  • このままダウンサイジングが進むことを考えると、一生に一度くらい6気筒に乗っておくべき。

ということで、Jaguar X-type 3.0 Sovereignになりました。幾分でかいが、これも猫。
誰ですか、フォード・モンデオとか言ってるのは。設計に共通部分があるだけでしょ。OEMなわけでもないし。
オークションで探してくれた車屋さんのストックヤードにちょこんと座っている蒼猫を見ると、微妙にセンチメンタルな気分にもなりますが、その実、冬タイヤはそろそろ寿命だし、ステアリング周りは軋み音がしてきたし、乗り続けるには結構なメンテが必要かなという感じになってたのもあったり。