ヨウ素について雑談

バカ話を書いているヒマがあるなら、ヨウ素濃度の試薬でも手に入れるべきなのかも知れないが、ひょんな機会があったので。

結局コンブなどをきちんと栽培するメソッドはまだない

コンブにおけるヨウ素代謝を見るには、栽培環境において、アイソトープを使えば良いと誰でも思いつくけど、栽培そのものがまだできない。

でもヤツらはヨウ素をため込んでるだけで使ってないかもしれない

あくまでも、かも知れないレベルらしいのだが、コンブの細胞内でヨウ素が何処にあるかと言えば、液胞だということ。乾燥させたコンブを煮ると、ほとんど全てが流れ出るらしい。

ひょっとしたらそれはiodideに限られるっぽい

未検証だが、そんな感触と言っていた。陸上植物でも植物体内にヨウ素が取り込まれるのは、iodideの場合のみで、iodateは吸収されないらしい。

海水中ではiodideよりiodateの方が多いと一般的には言えるが、地点による差が大きい

ばらつきの大きさは、ヨウ素を酸化/還元させているプロセスは生物によるものが支配的なのじゃあないか?という思いを抱かせるのだけれど。たぶん、それは植物プランクトンとか、あるいはもっと小さな、prokaryoteなのじゃないかと思ったり。