クシハダの回復がなかなか進まないのです

クシハダはdelphisのfarmed coralシリーズを購入した第1号だった(ついでにミドリイシ購入の第1号でもある)のですが、ということは、慣れない中でいろいろ過酷な環境で頑張ってきた偉い子なわけですね。それでも結構成長してきていたのですが、ここしばらく、文字通り陽の当たらない場所にいたのですっかりいじけてしまった様子で、先般のレイアウト見直しで漸く岩組の上の方に移動させましたが、枝の途中が白化してたり、根元部分では壊死してたりと散々。こういう場合は健康なところだけ枝打ちして生かせというのが一般的な飼育の基本であるようですが、白化はどんどん進むという様子でもないので、様子見をしています。なぜかといえば、このクシハダはキイロサンゴハゼのおうちなんですよ。クマノミにイソギンチャクが必要であるように、キイロサンゴハゼにはテーブルサンゴなのです。
しかし、キイロサンゴハゼがいつも居着いていると、ポリプを開いているところを見る事はありませんで、調子が回復しないのもそのせいかもしれず。ハゼはハゼで、最近はコエダミドリイシの方に遊びに行ったりとかしてますが、コエダ近辺は水流が強いので流されがち。
もっとも、クシハダ近辺の水流強化が回復の鍵なのかも知れないのです。ということで、そのうち手を打ちます。ハゼの居場所がなくなるかもね。